新規会員登録
ログイン
カート
人々が仰ぎ見る神奈備
糸島の海に浮かぶ箱島。松に覆われた岩山には、神仏が祀られ、人々の現世の願いが託されてきた。
海を隔てて屹立(きつりつ)する可也山(かやさん)は、糸島の人々が仰ぎ見る神奈備(かんなび)。二つの聖域をつなぐ海は、移ろいゆく人の心を映す鏡となる。
朝霧から曙光、秋晴、曇天、秋雨、豊穣、黄昏、秋月へ。
光と時の移ろいを八景に描き、輪郭をぼかし、目には見えない自然の気韻(きいん)を表現した。
販売・発送元:大川 博
①第一景 朝霧
朝霧が海を包み、箱島も可也山もその姿を淡くする。
岩も木々も輪郭を失い、天地の境が溶け合う。
白い鳥居だけが、聖なる世界への入口をほのめかす。
②第二景 曙光
東雲(しののめ)の空が淡い桃色に染まり、夜の静寂がほどけてゆく。
可也山は柔らかな光をまとい、その姿を現す。
箱島の鳥居にも、再生の朝が訪れる。
③第三景 秋晴
澄み渡る秋空の下、可也山が緑の山容を際立たせる。
海はその姿を映し、天と地が一つにつながる。
箱島の松が枝は秋風に鳴り、鳥居は凛として立つ。
万物が調和する一刻に、自然の気韻が満ちる。
④第四景 曇天
厚い雲が空を覆い、海から光の煌めきが消える。
箱島も可也山も、沈黙のなかに佇む。
移ろう空模様にあっても、山の姿は変わらない。
⑤第五景 秋雨
秋雨がサーッと降り注ぎ、山も島も灰白の世界に沈む。
雨脚は海を渡り、天地の境を曖昧にする。
光景が雨に覆われるとき。
⑥第六景 豊穣
黄金色の光が空を満たし、山と海を温かく包む。
可也山は緑を湛え、海は豊かな恵みを映し出す。
箱島の聖域にも、生命を育む光が降り注ぐ。
⑦第七景 黄昏
茜色の空を二羽の烏(からす)が渡り、海は夕映えに染まる。
可也山は暮れゆく光のなかで、その影を深めてゆく。
箱島の鳥居は霧に包まれ、一日の営みを見送る。
⑧第八景 秋月
深い瑠璃色の空に、黄金の月が浮かぶ。
月光は海を渡り、可也山を幽玄の世界へと誘(いざな)う。
箱島の鳥居は夜の静寂に沈み、
望月の下、悠久の自然と人の心が響き合う。
※全国一律送料無料 ※離島への配送は承っておりません ※ヤマト運輸にて発送いたします